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世界の礎

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第十八話 一つの大陸その十一

「むしろ乾いた地にです」
「多く植える様にしている」
「砂漠の近く等に」
「言ったな、木は水を生み出しな」
「土をよくする」
「草木は水がどうしても必要だからだ」
 その為にというのだ。
「水を根を張り葉で受けてな」
「吸ってですね」
「そこに蓄える、そして水があるとな」
「土もよくなりますね」
「やがてそこに微生物も来てな」
 土にというのだ。
「そうなりだ」
「そしてですね」
「さらによい土となる」
「そうなるので」
「植林を行うのだ、それが出来ない場所にはな」
「クローバー等を撒かれますね」
「あれもいいものだ」 
 クローバーもというのだ。
「やはり水を生みだ」
「土をよくします」
「だから植林が無理ならな」
「そうした草を撒きますね」
「そうするのだ、砂漠はだ」
 この地域はというのだ。
「出来る限りだ」
「ないことですね」
「だから草木を植えるのだ」
「そうされていますね」
「切った後もな、またミミズもな」
 この生きものもというのだ。
「多いにだ」
「放ち」
「よい土地にしている」
「ミミズもですね」
「ミミズを狙いモグラが来て荒らしもするが」
 畑をというのだ。
「だがそれでもミミズはだ」
「土地をよくしますね」
「そうしてくれるからな」 
 だからだというのだ。
「大いにだ」
「最初から放たれていますね」
「そして環境に役立ってもらっている」
「そうなのですね」
「そうしている、環境は最初からだ」
「お考えにあり」
「治めてきている」 
 この世界においてというのだ。
「そうしている」
「それがよくてです」
 リチャードはそれでと話した。
「帝国は住みやすい国だとです」
「言われているな」
「民達から」
「そうなる様にだ」
「お考えですね」
「そうしてきたしな」
 それにというのだ。 
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