新ヘタリア学園
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第四千百十五話 最初は小さかった
第四千百十五話 最初は小さかった
トルコはかつてオスマン=トルコといいました、その前はセルジュク朝でしたがこのオスマン朝はといいますと。
「何か小さな部族があるそうだな」
「はい、先頭集団みたいな部族でして」
国民の人がトルコにお話します。
「特に何もです」
「意識することはねえんだな」
「そう思います」
「俺にも色々な部族があるからな」
当時のトルコはそうでした。
「上司の下にな」
「そうですよね」
「まあそうした部族があるってことでな」
それでというのです。
「覚えておくか」
「そうされますか」
「ああ、まあそういうことでな」
一応覚えておくトルコでした。
「オスマンさんだな」
「はい、そうです」
「そんな部族もあるんだな」
本当にこれ位でした。
トルコはこの小さな部族について覚えておくことにしました、ですがこの時は本当にそれだけのことでした。
第四千百十五話 完
2025・5・10
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