| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

最終話 戦いが終わってその九

「今もな」
「そうだよな」
「だからな」
 それでというのだ。
「あの連中も何とかしねえとな」
「呪いを跳ね返すだけの力を備えてな」
「そうしないとな」
「というか阪神ってハンデ多過ぎだね」 
 五代はしみじみとして言った。
「地獄のロードに呪いに」
「そうなんだよな、しかし強かったら」
 畑中は五代に応じて言った。
「そんな呪いだって」
「乗り越えられるよ」
「絶対に」
「戦力だね」
「結局はね」
「そして采配」
「それも大事だよ」 
 こちらもというのだ。
「戦力に加えて」
「必要だね」
「采配は」
 こちらはとだ、畑中は言った。
「何と言ってもね」
「監督だね」
「ああ、監督の采配もな」
「戦力だよ」
「それで五試合は違うっていうし」
「大きいよ」
「岡田さん采配よくなかった?」
 かごめはこの人のことを話した。
「星野さんも」
「悪くなかったですね」
 アンジェラも言った。
「どちらの方も」
「そうですよね」
「実は采配が極端に悪い人は」
「阪神の監督にはいないですね」
「はい、ですが」 
 それでもとだ、アンジェラはかごめに話した。
「勝負運がありせんと」
「それが出ますね」
「それもここぞという時に」
「阪神はそれが得に出ますよね」
「常に」
「マモノとケンタッキーのおじさんもいますから」
 かごめは彼等のことも忘れていなかった。
「そうですね」
「本当に」
「こうしたハンデや呪いが他のチームに少しでもいったらって思わないことか」
 犬夜叉は今思った。
「結局は」
「そういうことだな」 
 りんねは犬夜叉のその言葉に頷いた。
「阪神はな」
「思ったら負けだな」
「どっちもひでえけれどな」
「本当にな」
「しかもマモノとおっさん年々パワーアップしてねえか?」
「してるな」
 犬夜叉が見てもだった。
「絶対にな」
「やっぱりそうだよな」
「色々悪いもん吸収してな」
「阪神だけじゃなくて高校野球からもな」
「その高校野球も大きいよな」
「呪いには」
「ったく、冗談じゃねえな」
 心から思って言った。
「阪神にとってな」
「全くだぜ」
「けれどきっと乗り越えられるわね」
 桜は希望を持って言った。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧