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昭和おじさんGG55外伝 ネタ編

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転生したらファンタジーRPGだった7

猛とハイエンの対決
開始から力で勝る猛が押している(おいおい、この程度なのか?)
間合いを取るハイエン
「やるのう、ならこれはどうだ?」
ハイエンの強化魔法、筋力・頑丈さ・速度が上昇した!
「気をつけろ猛!さっきより強いぞ」
しかし動きに精彩を欠くハイエン、依然として猛が有利。本来は戦闘力の低い老人であるハイエンが魔法で大幅に強化しても、桁外れの剣豪である猛に敵うはずもない。
「なんという強さだ…しかしあのハイエンがこの程度で終わると思えない」
ハイエンが魔法攻撃を始めると、慣れていない猛が押されはじめる。回避不能の範囲攻撃魔法に削られていく猛。しかしこの戦法は魔力の消耗が大きく威力は出せない。
リッシュモンの指揮で猛に魔法防御強化や遠隔回復が施され、接近はできないものの投石投木でわずかながら反撃もしている猛。
「膠着していては数でつぶされてしまう…伝令か…なんと!」

山林に響き渡る声
「聞こえるかシガ団!勇者マルス、救援に参上した!」
「勇者?」
「バカな、勇者マルスがなぜここに」
魔法のじゅうたんで宙に浮いている男がニヤリと笑う。
「試作2号、空飛ぶ高速じゅうたんさ」
ずんぐりした筋肉の塊のような男が文句を言う。
「何度か落ちかけたぞ、魔力ないやつは乗ったらダメな欠陥じゃねえか!」
「君の魔力が少なすぎるから悪い」
「言い争っている場合ですが、四天王最後の一人を討ち取るときですよ」 
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