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新オズのブリキの樵

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第七幕その五

「皆もね」
「それじゃあね」
「いただくよ」
「デザートにはね」
 ここで、でしや。アンは林檎を見て言いました。
「林檎もあるし」
「王女は林檎だね」
「そうだね」
「ええ、それはね」
「僕もだよ」
「私も好きになったよ」 
 モジャボロと教授も言います。
「凄くね」
「そうだよ」
「林檎もいいのよね、我が国の特産品でもあるし」
 王女は今はサラダを食べています、見ればサラダにはお豆腐だけでなく林檎も入っています。他にはレタスやセロリ、トマトにラディッシュも入っています。
「私大好きよ」
「オズの国でも林檎は多いわね」
 ドロシーは笑顔で言いました。
「嬉しいことよ」
「そうよね」
「アメリカでもね」
 ドロシーの祖国でもというのです。
「林檎は皆好きよ」
「いつもお話してくれているわね」
「ええ、それで私もよ」
「林檎好きよね」
「それでよく食べているわ」
「そうよね」
「今もそうです」 
 現代のアメリカ人であるジョージも言ってきました。
「アメリカでは林檎はよく食べられます」
「色々なお料理にもしてね」
「アップルパイとか」
「そこは変わらないね」
「はい、本当に」
「若しね」
 こうも言うドロシーでした。
「林檎がなかったら」
「アメリカはどうか」
「そこまでの果物よね」
「そう思います」
 まことにというのです。
「林檎は」
「私達も林檎大好きよ」
「他の果物もで」
「それでよく食べているわ」
「貴方達と一緒にね」
「そうしているのよ」
「エルフの国でもね」
 六人のエルフの娘達はジョージにお話しました。
「そうなのよ」
「勿論他の果物も食べているわ」
「葡萄やオレンジもね」
「柿やライチも」
「梨やさくらんぼもね」
「バナナも人気あるわ」
「その中でも林檎がですか」
 この果物がとです、ジョージは六人に言いました。
「一番人気がありますか」
「そう言っていいかもね」
「皆よく食べるから」
「毎日食べる人もいるし」
「私達だって大好きだし」
「お料理にも使うし」
「何かとね」
 六人も否定しません、そしてです。
 そうしたお話をしながらお昼を食べたところでレイさんのスマートフォンが鳴ってレイさんが出てお話を聞くとでした。 
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