新オズのブリキの樵
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第七幕その一
第七幕 アイドル登場
六人のエルフのアイドルグループがブリキの樵のお城に来ました、樵はその六人を見て思わず声をあげました。
「へえ、画像や動画で観るよりもね」
「遥かに可愛いね」
かかしも言いました。
「そうだね」
「うん、凄くね」
「ええ、それぞれの色もあってね」
ドロシーも言います。
「どの娘も凄く可愛いわ」
「全くだね」
「アイドルとしてもかなりだよ」
「そう言ってもらえると嬉しいです」
七人のマネージャーである中年位の外見のとても奇麗な長い黒髪と黒い目のエルフの女の人が応えました。
「私はレイといいます」
「レイさんね」
「はい、実はエルフの国の文部省で働いていまして」
それでというのです。
「六人のマネージャーを務めています」
「そうなのね」
「はい」
ドロシーに微笑んで答えました。
「それでこの度です」
「ウィンキーでコンサートを開くのね」
「そうさせもらいます、その準備にです」
「来てくれたのね」
「そうです、それでは今から自己紹介を」
レイさんがこう言うとでした。
六人はそれぞれです、レイさんが言うと皆に頭を下げて自己紹介をしました。
「それじゃあお願いね」
「サキです」
緑の髪と目の女の子です。
「リーダーをさせてもらっています」
「ユウです」
青い髪と目の娘です。
「宜しくお願いします」
「ヒミカです」
紫の髪と目の女の子です。
「いつも楽しく活動しています」
「ミユです」
オレンジの髪と目の娘です。
「ダンスが大好きです」
「トモキです」
赤い髪と目の女の子です。
「いつも仲よくやらせてもらっています」
「アズキです」
黄色い髪と目の娘です。
「トークも好きです」
「六人共可愛いね、しかもね」
臆病ライオンは六人の自己紹介をうけてから言いました。
「すらりとして髪の毛はさらさらで長いね」
「エルフだからね」
トトが応えました。
「そうだよ」
「エルフの特徴だね」
「そう、背が高めでね」
そうであってというのです。
「すらりとしていて」
「髪の毛は長くてさらさらだね」
「そうなんだ」
「だからこの娘達もだね」
「そうなんだよ」
すらりとしていて髪の毛が長くてさらさらだというのです。
「皆ね」
「成程ね」
「ただ髪形は変えられるよ」
教授が言ってきました。
「そちらはね」
「他の種族と同じだね」
「そうなんだよ」
こうモジャボロにお話しました。
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