るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手
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第十二話 試合になりその一
第十二話 試合になり
遂に試合の時が来た、大谷翔平選手が彼が所属するチームと共に甲子園に来た。それで一行も彼と会ったが。
「また大きいっちゃね」
「ええ、お話には聞いていたけれど」
ラムも響子も驚きを隠せないでいる。
「この目で見るとね」
「尚更っちゃね」
「一九三というけれど」
「もっと大きく見えるっちゃ」
「本当にね」
「そして手もっちゃ」
ラムは自分の右手の平を見て言った。
「大きかったっちゃ」
「皆握手してもらったけれど」
「足も長くて」
「手も大きかったっちゃ」
「本当にね」
「冗談抜きで二メートルないか」
翼は本気で思った。
「あの人は」
「そこまで大きかったわよね」
「そうよね」
ミホとリカも話した。
「あの人って」
「それだけの大きさだったわね」
「全くだ、しかもだ」
翼はさらに言った。
「オーラが見えたが」
「凄かったね」
畑中が見てもだ。
「俺なんか及びもつかないよ」
「それだけのものでしたか」
「俺が思うにね」
翼に顔を向けて話した。
「そこまでだったよ」
「そうでしたか」
「そしてね」
畑中はさらに言った。
「動きもね」
「速かったですね」
「普段のそれもね」
「野球をしていませんが」
「違うね」
「速かったです」
「しかも力強かったよ」
こう言うのだった。
「とてもね」
「あれだけでわかったぜ」
乱馬は腕を組んで言った。
「あの人は半端じゃなく凄い人だ」
「そうだね」
因幡君が応えた。
「あの人は」
「ああ、野球だとな」
「勝てる人はいないよ」
「まさにな」
「野茂投手やイチロー選手も凄かったけれど」
彼等もというのだ。
「流石にね」
「投打二刀流だとな」
「もうね」
それこそというのだ。
「別格だよ」
「そうだよな」
「やっぱり勝てないね」
「絶対にな」
「いや、大丈夫だよ」
だがここで狐が言ってきた、大谷選手に化けている。
「僕も人間、堂々と勝負しよう」
「そ、そうですね」
あかねは少し困った様な笑顔になって応えた。
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