新ヘタリア学園
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第四千七十九話 デビュー作だった
第四千七十九話 デビュー作だった
フランスも出てきて残念そうに言いました。
「鶴ひろみさんはペリーヌ物語がデビュー作だったんだよ」
「あっ、そうだったね」
カナダは言われて気付きました。
「あの人はね」
「ああ、お兄さんの作品でデビューしてくれたな」
「忘れられない人だね」
「あの時から名園だったよ」
「色気のある役とか凄かったね」
イタリアもしんみりとして言います。
「本当に」
「また言うが二人のロッテもよかった」
ドイツもしみじみとして言います。
「早過ぎたな」
「全くだよ」
「だが遺してくれたものは大きい」
ドイツはお顔を上げて言いました。
「それを忘れないでいよう」
「そうだね、しかし本当に日本では色々な国の名作がアニメ化されているね」
「伊達にアニメ大国ではないな」
ドイツはイタリアに真剣なお顔で応えました。
「漫画せかい昔話は特にな」
「あっ、それ出すんだ」
イタリアはドイツが出した作品に思わず声をあげました、ドイツはただの名作作品にこだわりませんでした。
第四千七十九話 完
2025・4・22
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