新オズのブリキの樵
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第六幕その五
「言うまでもないね」
「その通りね」
「お料理のことでもね」
「ドーナツでもね」
「今回何かとね」
「魔法使いさんの道具のこともあって」
「出来る、そう思ってやることがどれだけ大事か」
そのことがというのです。
「考えるね」
「そうなっているわね」
「出来ないと思ったら」
それならというのです。
「出来る様に努力する」
「そうしたいのならね」
「何でもかんでも出来ないでね」
「動かないとね」
「本当に何も出来ないから」
だからだというのです。
「大事なのはね」
「出来ると思って」
「そしてやることで」
そうであってというのです。
「否定はね」
「何も生み出さないわ」
「そこで動かなくなるからね」
「ドーナツでもね」
「やってみると簡単なことでも」
それでもというのです。
「実現するまでに物凄く苦労するものもあって」
「そんなことは誰でも出来る」
「出来る様になってから言ってもね」
かかしと臆病ライオンも応えました。
「それでもね」
「後になって言っても」
「凄いのは実現できないと思われることをやった人で」
実現すると簡単なことでもというのです。
「出来る様になってから言ってもね」
「何でもないね」
「簡単なことだとか」
「後になってそう言う人は」
それこそというのです。
「最初無理だ出来ないってね」
「その時の技術や知識を出して言って」
「それで得意になっている人だね」
「本当に何でもないよ、どんな無理と思われていて」
そうであってというのです。
「後で簡単だとわかることでもね」
「やってみる」
「努力して」
「それで工夫もしてみる」
「閃きも感じてね」
「そうしていかないとね」
是非にというのです。
「何もよくならないよ」
「世の中をよくする人は出来る、と思う人よ」
ドロシーは断言しました。
「無理だ、出来ないと言う人じゃないわ」
「その通りだね」
「若し今の科学の知識を出して未来を否定して得意になっているなら」
「これ以上はないまでに非科学的でね」
「そしてその人が科学やアニメや特撮を好きと言っても」」
「正しく好きじゃないね」
「冒涜して一人悦に入っている」
そうしたというのです。
「本当に下らない人よ」
「正しいファンの人から馬鹿にされるよ」
「まさに一笑に伏されてね」
そうした人達にというのです。
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