| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第十一話 甲子園球場の特徴その十三

「大谷選手なら止まって見える様で」
「それでね」
 そうであってというのだ。
「打たれるわ」
「そうよね」
「それにピッチャーとしては」
「どうしようもないわ」
「こんなボール絶対に打てないわ」
 大谷選手のピッチングを見て話した。
「絶対にね」
「ストレートも変化球も」
「どの変化球もね」
「凄過ぎるから」
「やっぱり有り得ないです」
 沫悟は心から言った。
「一六五キロのストレートに加えてなのは」
「一九二落ちるカーブにな」
「一六三キロのシンカーなんて」
 来兎と零不兎が話した。
「一四〇キロ三十八センチ曲がるスライダー」
「しかも百五十一キロのスプリットは」
「全部魔球ですから」
 沫悟はそれでと話した。
「魔球が四つですね」
「しかもカットボールにツーシームも投げる」
 さくらはこの二つの球種もと話した。
「合わせて七つだ」
「七色の魔球ですね」
「まさにな」
「そう考えると尚更ですね」
「打てぬ」 
 そうだというのだ。
「大谷選手はな」
「物凄いですね」
「本当に超人だ」
 狐はさくらに化けて言った、さくらもそこは見逃した。
「この人は」
「そうだな、まことに」
「これは打てん」 
 狐は化けたまま言い切った。
「そうはな」
「バットに当てるだけでも奇跡だな」
 こう言ったのは温泉マークだった。
「最早な」
「そうですね」
 校長も同意だった。
「普通の人では」
「まず無理です」
「只でさえプロの人達の実力はかなりのものです」
「特に野球が上手い人が入りますね」 
 アンジェラはこのことを言った。
「ドラフトで選ばれた」
「スカウトの人達が全国を巡りまして」
「この甲子園や予選、大学野球で活躍した人を観て」
「社会人野球もです」
 校長はこちらもと話した。
「そして入団します」
「そうした人達ですね」
「入団してもシビアな世界でして」
「活躍出来るかどうかわからないですね」
「そして活躍しましても」 
 そうであってもというのだ。
「メジャーまで行けるとなると」
「その中でも僅かですね」
「そしてメジャーで活躍するとなると」
 日本からメジャーに行ってというのだ。
「まことに一握りの人達で」
「大谷選手はその一握りの中でもですね」
「メジャーの歴史に名を残すまでの活躍です」
「投打二刀流でして」
「双方で驚くべき記録を残しています」
「考えてみると滅茶苦茶過ぎるわね」
 瞳が見てもだった、それで言うのだった。
「大谷選手は」
「左様ですね」
 校長は瞳にも応えた。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧