世界の礎
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第十三話 アフリカ掌握その十三
「そこまでの愚か者はな」
「どうにもならないですね」
「性根も頭もだ」
「どちらもですね」
「あまりにも酷いとな」
そうであるならというのだ。
「もうな」
「用いない」
「そうする、有能無能は変わる」
「向き不向きで」
「そうなる、しかしな」
「屑はですね」
「屑でしかない」
そうだというのだ。
「何をどうしてもだ」
「変わらないですね」
「人は変わるにもだ」
そうなるにもというのだ。
「ある程度のものが必要だ」
「反省したり自分を見つめる」
「そうしたものがな、だからな」
「そうしたものが備わっていないなら」
「全くだ」
それこそというのだ。
「変わらずな」
「屑のままですね」
「そうした輩は私もだ」
「用いず」
「帝国の重要な場所にいたならな」
それならというのだ。
「排除する」
「そうしますね」
「これは性根が大きい」
「あまりにも酷いと」
「変わらないからな、では帝国はな」
「これからもですね」
「発展させていき」
そうしてというのだ。
「拡大していきだ」
「世界の礎を築いていくのですね」
「そうしていく」
こう言ってだった。
義青はアフリカも統治していった、そしてこの世界の礎をさらに築く為にあらゆる手を打ち知恵や知識を出すのだった。
第十三話 完
2025・1・23
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