| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第三千九百八十九話  江戸時代には絶対になかった

第三千九百八十九話  江戸時代には絶対になかった
 フランスは善哉を食べつつ言いました。
「このお店古いよな」
「日本の昭和十年代の作品に出てるんだぞ」 
 イギリスは真顔で答えました。
「だったらな」
「結構以上に古いな」
「自由軒もだな」
 アメリカはこの洋食屋さんを出しました。
「それ位だな」
「いづも屋は今は船場に跡継ぎ的なお店が開いているある」
 中国はこの鰻屋さんを思い出しました。
「あのお店も古いあるぞ」
「けれど流石に江戸時代はなかったな」
 フランスはあらためて言いました。
「このお店は」
「法善寺はありましたが」
 妹さんが答えました。
「流石に」
「そうだよな」
「西鶴さんの頃はなかったです」
「やっぱりそうだな」
 フランスも頷きました、このお店は織田作さんは知っていましたがそれでも西鶴さんは知りませんでした。


第三千九百八十九話   完


                   2025・3・8
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧