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新ヘタリア学園

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第三千九百八十七話  大阪文学の流れ

第三千九百八十七話  大阪文学の流れ
 フランス妹は夫婦善哉の二つ一緒に出ている善哉のまずは一方を食べながらお兄さん達に対して言いました。
「生まれ変わりかも知れないですが」
「それでもか?」
「はい、大阪文学のです」
 お兄さんに対して言いました。
「織田作さんは継承者だったのですね」
「ああ、大阪の庶民文化のか」
「それに基づく文学の」
「そうなるな、確かに」
 フランスも頷きました。
「そう言われると」
「そうだな」 
 アメリカも頷きました。
「好色一代男の主人公の生まれはいいけれどな」
「市井で生きているある」
 中国も言います。
「まさに大坂の中である」
「そうだとするとな」 
 イギリスは確かにと応えました。
「織田作さんも市井を書いているしな」
「大阪文学の継承者です」
 そうなるというのです、生まれ変わりではという考えを抜きにしても。


第三千九百八十七話   完


                    2025・3・7
 
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