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ドリトル先生の長崎での出会い

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第九幕その三

「ちゃんとね」
「マナーは守る」
「それが大事だよ」
「何と言ってもね」
「常識位はね」
「本当にね」
「つくづく思うよ」 
 先生は心から言いました、そして路面電車のフィールドワークを行ってからティータイムにはです。
 喫茶店に入ってミルクティーとカステラ、ケーキにアイスクリームのティーセットを楽しみますが。
 座っている席から外を見てです、先生はにこりと笑って言いました。
「天気予報の通りだね」
「うん、止んだね」
「雨がね」
「そうなったね」
「うん、これでね」
 笑顔でお話するのでした。
「安心して駅に行けるね」
「そうだね」
「これまで長崎を色々観てきたけれど」
「それでも駅前はまだだったし」
「それじゃあね」
「今度はそちらに行こう」
 駅前にというのです。
「そうしよう」
「うん、是非ね」
「そうしようね」
「ティータイムの後は」
「そうしようね」
「カステラも食べてね、いや何度食べても」
 先生は紅茶を飲んでカステラを食べて言いました。
「長崎のカステラはいいね」
「他の街のカステラと違うね」
 チーチーも言います。
「どうもね」
「うん、他の街のカステラも美味しいけれど」
 老馬もカステラを食べて言いました。
「長崎のカステラは別格だよ」
「少なくとも一段は上だね」
 トートーも言います。
「長崎のカステラは」
「作り方がいいんだね」
「そうね」
 チープサイドの家族はそれでとお話しました。
「メーカーさんのね」
「長崎の地元の」
「だからこうして食べていても」
 それでもと言うジップでした。
「いいね」
「そうだね」
 ホワイティはジップの言葉に頷きました。
「とても美味しいよ」
「先生も楽しんでいるし」
「心からね」 
 オシツオサレツは先生を見て言いました。
「それだけ美味しいってことだね」
「長崎のカステラは」
「だからこうしてよ」
 ダブダブもカステラを食べています、そのうえでの言葉です。
「ティータイムも食べるのよね」
「長崎での楽しみの一つね」
 ポリネシアにしてもです。
「まさに」
「うん、幾らでも食べられるよ」
 ガブガブもカステラを食べています、勿論他のスイーツもです。
「これはね」
「そう思うよ、ただセットだから」
 それでと言う先生でした。
「他のものもね」
「食べようね」
「ケーキもアイスクリームも」
「そういったものもね」
「全部ね」
「残さずにね」
 そうしてというのです。 
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