るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手
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第四話 団欒その四
「俺の霊感グッズ買う?」
「それは効果がないですな」
弥勒が笑顔で言ってきた。
「左様ですね」
「あると思えばあるよ」
「ははは、それは詐欺ですね」
「そう言うかな」
「言いますと」
和気藹々として話した。
「こうした場合は」
「教会に行かれてです」
アンジェラは温泉マークに真顔で言った。
「神に祈られては」
「そうして神様のご守護をか」
「頂いては」
「それもいいか。兎に角わしは運がないからな」
「先生の運のなさは本当に凄いっちゃ」
ラムもよく知っていることだった。
「何かしたら絶対に酷いことになってるっちゃ」
「俺も運がないと思うが」
良牙もその話を聞いて引いた。
「下には下がいるものだな」
「運がねえ奴はボクシングにも出るからな」
向田も思い言うことだった。
「正直怖いな」
「ボクサーになってもですね」
「ああ、本当に出るんだよ」
六文に真顔で話した。
「運ってのはな」
「じゃありんね様も」
「いや、悪運があるならいいんだ」
それならというのだ。
「まだな」
「そうですか」
「ああ、それならな」
こう言うのだった。
「土壇場で何とかなるんだ」
「悪運があるとですね」
「最悪なのは本当にな」
「運がない場合ですね」
「本当にないとな、しかもこの先生さんはな」
向田は六文に温泉マークをじっと見つつ話した。
「この中でダントツでな」
「運がないんですね」
「ああ、長い間ボクシングをやってるとわかる」
こうしたこともというのだ。
「この先生の運のなさは異常だ」
「そこまでないんですね」
「本当に何かやるとな」
その時はというのだ。
「必ずな」
「とんでもないことになりますね」
「この先生自体にな」
「他の人には影響ないですか」
「先生だけがな」
まさにというのだ。
「そうなるな」
「それはそれで大変ですね」
「先生がな」
「そうですよね」
「ああ。それでな」
向田はさらに言った。
「この先生はそうだ」
「周りに迷惑がかからないだけいいですね」
タマはそれならと述べた。
「まだ」
「ああ、先生にとっては大変でもな」
「私達がそうなら」
「というと勝負には関係ないんやな」
右京は向田の話を聞いて言った。
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