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新ヘタリア学園

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第三千九百二十一話  犬は何処でもいる

第三千九百二十一話  犬は何処でもいる
 オーストラリアは明るく笑って言いました。
「もうディンゴもおいどんの生きものでごわす」
「いや、獣害大丈夫?」
 台湾はそのオーストラリアに突っ込みを入れました。
「あんたそっちも酷かったでしょ」
「兎も狐もでごわす」
「それでディンゴもでしょ」
「もう完全に定着してでごわす」
「あんたの中に入ったからなの」
「いいでごわす」
 こう言うのでした。
「ディンゴについてはでごわす」
「そうなのね」
「ただ狐はワラビーの天敵になってでごわす」
 そうなってというのです。
「兎は増え過ぎて困っているでごわす」
「やっぱりそうなったじゃない」
「だから不用意に持ち込んだら駄目だよ」
 台湾だけでなく台湾兄も言います。
「外来動物が問題になる前のことでも」
「それは駄目でしょ」
 こうオーストラリアに言うのでした、実はデインゴにしても外来動物でそうした問題と関りがあるのです。


第三千九百二十一話   完


                   2025・2・1
 
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