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ヘタリア学園

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第千五百二十七話  酒池肉林 ☆

第千五百二十七話  酒池肉林 ☆
「ああ、何だ御前少年や熟女が趣味の奴か」
「何故そうなる」
 ドイツが女の子をはべらしていないと聞いての言葉です。
「ネアポリスで流行ったな。爺ちゃんも一回は経験しときゃよかったな」
「そういうアブノーマルな趣味はない」
 ドイツは怒った顔で断言しました。
「俺にはだ」
「けれど暇な時とかにはしていたんだろ?」
「何をだ?」
「酒池肉林」
 まさにそのものずばりです。
「違うか?してなかったか?」
「しない!」
 また怒った顔で断言するドイツでした。
「誰がするか」
「何っ、じゃあ路上でしないのか?」
「するか!」
「プールの中は?それとも幼女は?後ろとか動物とかは?」
「どれもやってない!というか最後のは何だ!」
 実際にあるところが世の中の怖いところです。
「まだあるのか?」
「いや、ない。しかし御前は聖人か?」 
 ローマ帝国はドイツを仰ぎ見るようにまでなっています。この人は何でもありだったみたいです。


第千五百二十七話   完


                                    2010・8・10
 
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