ドリトル先生の長崎での出会い
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第六幕その五
「近寄ると暴力まで振るう」
「無茶苦茶だよね」
「テントを張ってずっとそこにいて」
そしてと言う老馬でした。
「喚いてばかりでね」
「あの人達の何処が平和なのかしら」
ダブダブにもわからないことです。
「一体ね」
「正しいことをしていても暴走したら」
ホワイティはきっぱりと言いました。
「もう正しくないよ」
「暴力を振るったら終わり」
ジップは断言しました。
「そうだよ」
「何でああした人達は暴力的な自分達に疑問を持たないのかな」
トートーは首を傾げさせました。
「どう見てもおかしいのに」
「自衛隊が暴力を振るうとか言って自分達が暴力を振るうとね」
ガブガブはそうすると、と言いました。
「お話にならないよ」
「しかも公共の迷惑までかけるなんて」
それこそと言うチーチーでした。
「おかしいよ」
「沖縄では特にだったわね」
ポリネシアはかつて見た人達のことを思い出しました。
「多かったわね」
「ああした人達は最悪犯罪を犯しているから」
先生は言いました。
「注意しないといけないよ」
「道も勝手に占拠してね」
「車の移動とか意図的に邪魔するし」
「自衛隊の邪魔もするし」
「基地に無理に入ろうとしたりね」
「暴徒と同じだから」
そうであるからだというのです。
「本当にね」
「どうにかしないと駄目だね」
「撮り鉄の一部の人達と同じよ」
「自衛隊の悪口ばかり言うけれど」
「自分達こそ問題だよ」
「人はああなるとね」
先生はどうにもというお顔でお話しました。
「もうね」
「どうにもならないね」
「最悪だよね」
「あそこまでなったら戻れそうにないね」
「そう簡単には」
「そうだよ、人は堕ちてはならないレベルがあって」
そうであってというのです。
「その底を抜けてね」
「堕ちるとね」
「とことん堕ちてね」
「どうしようもないわね」
「そうなるよ」
まさにというのです。
「一旦そこまで堕ちると」
「もうだね」
「簡単には上がれない」
「堕ちてはならないレベルの底を抜くと」
「そこから堕ちると」
「そうだよ、そこは気を付けないと」
絶対にというのです。
「駄目だよ」
「人としてね」
「何があってもね」
「僕達も気を付けないとね」
「ああした人達になってはいけないって」
「悪い人達は災害と同じだよ」
先生はこうも言いました。
ページ上へ戻る