ハッピークローバー
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第百五十三話 スカートの丈その三
「同じよね」
「ブルマって下着でしょ」
「アンスコにもなってないわよ」
「あれはあれでやばいわよ」
「そうよね、けれど昔は穿いてたのよね」
三人にかつての学校の話をした。
「半ズボンとかスパッツなくて」
「下着の上に穿いても」
かな恵も言ってきた。
「下着見られてるのと同じだしね」
「そうよね、ブルマだと同じよ」
一華はかな恵にも言った。
「半ズボンとね」
「そうよね」
「あれはないわ」
「本当にね、しかもね」
かな恵は少し困った顔になって話した。
「ブルマはみ出るから」
「あのデザインだとね」
「ちょっと動いたらね」
それだけでというのだ。
「もうね」
「それだけでパンツはみ出てね」
「滅茶苦茶恥ずかしいわよ」
「下着見られて」
「お尻だってね」
生身もというのだ。
「はみ出るし」
「最悪よね」
「私も嫌よ、ブルマは」
「半ズボンでいいわよね」
「絶対ね」
「そうね、まあ今は半ズボン穿いたし」
一華はあらためて言った。
「大丈夫ね」
「うちの学校の制服でもね」
「そうよね」
「スカートの丈が短いのはファッションでね」
「お洒落だけれどね」
「それでもね」
これがというのだ。
「すぐに見えるのはね」
「困るわね」
「冬なんか」
かな恵はこの季節の話もした。
「寒いしね」
「そうそう、太腿出てるから」
「だから皆タイツ穿くのよね」
「ストッキング重ねたりね」
「タイツ穿いたら」
そうすればというのだ。
「温かいしね」
「皆穿くわね、冬になると」
「ストッキングとかね」
「ミニだと寒いから」
「どうしてもね」
「一応ロングスカートもあるけれど」
富美子はそれでもと言った。
「折るしね」
「それで短くするから」
「結局ね」
「皆スカート短いのよね」
「私達日本組もそうで」
「他の国の娘達もね」
この学園ではというのだ。
「本当にね」
「スカート短いのよね」
「イスラム圏の娘達でも」
一華はそれでもと話した。
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