| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

スーパー戦隊超決戦

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第四十話 決戦の時が迫りその十六

「巨大ロボットに乗るよね」
「乗らない人達いないわね」
「そうだからね」
「いつも整備をしているのね」
「それぞれのマシンをね」
 合体して巨大ロボットになるそれ等をというのだ。
「そうしているから」
「安心して」
「戦ってね」
「そうさせてもらうわ」
「誰も一人で戦えません」
 バランスはここでこう言った。
「皆がいてこそです」
「戦えるな」
「そうです」
 門藤にその通りだと答えた。
「マシン、巨大ロボットにしてもです」
「皆がいてくれるから戦えるな」
「そうなのです、そのことを忘れないで」
 そうしてというのだ。
「戦っていきましょう」
「決戦もな」
「それからまた戦う時が来ても」
 その時もというのだ。
「そうしていきましょう」
「その通りだな」
 虹野はバランスの言葉に頷いて述べた。
「ロボットにしてもだ」
「整備してくれる人達がいてくれるのですから」
「いつも戦えるんだ」
「乗り込み動かす私達も」
「その通りだな」
 虹野はバランスの言葉に確かな顔と声で頷いた、そのうえで彼に対してその顔と声のままこうも言ったのだった。
「若し一人で戦っているとかな」
「勘違いすればです」
「それで終わりだ」
「そうなります」
「本当にそうだな」
「ですから」
 バランスはさらに話した。
「どなたも大切にして」
「支え合ってな」
「戦いです」 
 そうしてというのだ。
「他のこともです」
「やっていくことだな」
「そうでないといけません」
「その通りだな、それはだ」
 虹野はさらに言った。
「皇帝が言っていたキラキラだな」
「皇帝ゼットですね」
「ああ、俺達が戦う敵の一人のな」
「そうですね」
 バランスも否定しなかった。
「まさに」
「そうだな」
「そのことをです」
「わかっているか」
「今は」
「そうだな、皇帝も変わった」
「今ではですね」
「キラキラが何かわかってだ」 
 そうしてというのだ。
「もうだ」
「手に入れようとしていますね」
「その筈だ」
 まさにというのだ。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧