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夢幻水滸伝

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第三百七十三話 ブラジルからその十一

「ほんまね」
「倒せてもね」
「損害が多くて」
「その分を産業の働き手に回してね」
「発展させた方がええですね」
「そうよ、軍は少数精鋭で」
 その方針でというのだ。
「ある程度のレベルのそれぞれの職業のプロでね」
「戦いますね」
「そして災害救助もね」
 こちらの仕事もというのだ。
「何かあればね」
「行いますね」
「そうするわ、それがこの世界の標準で」
 軍の在り方でというのだ。
「冒険者からもね」
「募集しますね」
「そうしているし」
「これからもですね」
「募集するわ、軍は少数精鋭」
「そやから一億人あたり四十万位で」
「この世界の標準のままね」
 その割合でというのだ、アレンカールは士官学校の生徒達の訓練を見守りつつアマードに話していった。
「やっていくわ」
「そうしますね」
「水軍の方もね」
「鍛えに鍛えた軍で以てですね」
「いざとなればね」
 その時はというのだ。
「戦うわ」
「そうしていきますか」
「出来ればそうしたくないけれどね」
「ですがどうしてもですね」
「戦もすることになるわ」
 それは避けられないというのだ。
「そやからね」
「戦になれば」
「もうね」
 その時はというのだ。
「全力でね」
「戦いますね」
「そうするわ」
 こう言うのだった。
「あたいが出るか」
「僕もですね」
「そんな時も来るからね」
「やがてですね、その時は」
「やってくれるわね」
「頑張ります」
「その意気よ、アマードちゃんは出来るから」
 ここでも彼を認め禿げました。
「安心して」
「自信を持ってですか」
「やっていって、ただアマードちゃん防戦タイプね」
「自覚しています」
「そうよね、賊やモンスターの退治でもね」
「基本まずです」
「守りを固めるわね」
「はい」
 そうするというのだ。
「僕は」
「そうよね」
そして先輩は攻める方ですね」
「あたいも自覚してるわ」
 アマードに笑って答えた。 
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