スーパー戦隊超決戦
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第四十話 決戦の時が迫りその十
「もう戦隊としてだよ」
「その時点で失格だね」
「よく獣とか言われるけれど」
「獣は生きる為に戦って狩りをしているだけだよ」
「そう、だからね」
それ故にというのだ。
「暴力はその獣も振るわない」
「最低のものだね」
「間違いなくそのうちの一つだよ」
「そうだね」
「だからね」
それ故にというのだ。
「僕達は幾ら感情的になってもね」
「その怒りを抑えて」
「そしてだよ」
そのうえでというのだ。
「何でもやっていかないと駄目だよ」
「戦いを離れても」
「そうだよ」
まさにというのだ。
「戦士として以前にね」
「人としてだね」
「そうあるべきだよ」
こう言うのだった。
「本当にね」
「若し暴力なんて振るわれたなら」
門藤は心から言った。
「どれだけ痛くて辛いか」
「そうそう、自分がされたらどうか」
ショウは門藤にまさにと話した。
「そう考えるとわかるね」
「よくな」
「そうしたことも考えてね」
そうしてというのだ。
「暴力は否定しないといけないよ」
「自分がやられてどうか」
「そうだよ、いじめも暴力だしね」
「最低のものだな」
「そうだよ」
まさにというのだ。
「これは知らなかったじゃ済まないんだ」
「暴力だからな」
「地球の法律でも犯罪でね」
「そうなっていない国もないな」
「そう、そして人としてもね」
「やってはいけないな」
「そうしたものだからね」
それ故にというのだ。
「いじめは絶対にだよ」
「やったらいけないな」
「そんなことするよりも」
いじめをというのだ。
「他にすることは何でもあるね」
「世の中にはな」
「いいことをしてね」
「自分を高めないとな」
「そう、勉強もスポーツもボランティアもいいし」
そうした行いもというのだ。
「遊んでもね」
「いいな」
「いじめや暴力から得られるものなんて何もないよ」
ショウは言い切った。
「だからしないことだよ」
「その通りです」
空蝉丸はショウの言葉に大きくうなずいて賛同した
「皆で楽しく遊ぶ方がです」
「ずっといいね」
「そしていじめを行えば」
空蝉丸はさらに話した。
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