新ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第三千七百六十四話 文字禍
第三千七百六十四話 文字禍
日本もスペイン、キューバと言語についてお話しています、スペインはその中でふと思い出した様に言いました。
「日本文学で文字禍ってあったな」
「中嶋敦さんの作品ですね」
「山月記で有名なな」
「ああ、あの人か」
キューバもその人は知っていました。
「文豪ストレイドッグスの主人公の」
「まさにあの人です」
日本もそうだと答えます。
「あの人の作品ですね、文字禍は」
「そやな」
「あの作品はファンタジーですが」
「文字が出来てからどうなったか」
スペインは日本に言いました。
「マイナスで書いてるな」
「そうした作品です」
「文字あると便利やのにな」
「ああした考えもあるということで」
「読んだらええねんな」
「そうなります」
日本は落ち着いた表情で答えました、中嶋敦という人は実は中国を舞台にした作品だけではないのです。
第三千七百六十四話 完
2024・11・15
ページ上へ戻る