新ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第三千七百五十一話 おろしや国
第三千七百五十一話 おろしや国
その秋田だけでなく東北の言葉についてです、スペインは実際に聞いて見て困ったお顔で言いました。
「薩摩弁と同じ位やな」
「慣れてないとわからねえな」
「訛りが凄くてな」
イギリスもフランスも言います。
「あらためて聞くとな」
「特に津軽弁な」
「ちなみに太宰さんはずっとこの訛りだったぞ」
アメリカはここでもこの人の名前を出しました。
「そうだったぞ」
「東京の言葉を使ってもある」
それでもと言う中国でした。
「やはり訛りが出ていたそうある」
「それでなんだ」
ロシアはこう言いました。
「僕もあの頃日本語なのかなって思ったよ」
「調べたら最初関西の人来てか」
スペインが応えました。
「薩摩、東北かいな」
「そして大黒屋さんが来たんだ」
エカテリーナ女帝の頃にです、こうした歴史もまたロシアと日本の間には存在していたりするのです。
第三千七百五十一話 完
2024・11・9
ページ上へ戻る