ヘタリア学園
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第千四百六十話 ベトナムの年齢
第千四百六十話 ベトナムの年齢
中国は仙人とさえ言われています。そしてその南にいて奇麗で頭もいいうえに恐ろしく強い才色兼備のベトナムもです。実はその年齢は。
「聞けないあるな」
「レディーにそういうことを聞くのは失礼だぞ」
中国とアメリカは何故か彼女を避けます。どうも前に戦争をして負けてしまったことが二人にとってはあまりいい思い出ではないようです。尚フランスもそうですが彼はあまりにも負けた数が多いのでそんなことをいちいち気にしてはいられないのです。そこはある意味凄いです。
しかしその年齢はです。実際に気になります。
それでセーシェルがです。こっそりと聞きます。
「日本さん御存知でした?」
「名前は小さい頃から」
知っていたといいます。
「私が小さい頃はまだ日本さんも小さかったわね」
「そうですか」
「日本さんと直接会ったのは中国が唐っていう名前の頃に長安でね」
会っていたというのです。
「その頃からね」
「そしてそれ以前にも御存知なんですね」
「そうよ。何か私達って妙な縁があるのよね」
日本のことをにこりと笑って話します。
「同じ頃に生まれたみたいだし」
「同じ頃だったんですか」
少なくともかなりの高齢です。日本もそうですがベトナムも本当のところ幾つなのでしょうか。
第千四百六十話 完
2010・6・12
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