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新ヘタリア学園

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第三千六百九十二話  まだペニシリンはなかったので

第三千六百九十二話  まだペニシリンはなかったので
 吉原といいますかそうした業界の特徴としまして。
「あの、病気は」
「お察しの通りです」 
 日本はリヒテンシュタインに即座に答えました。
「非常にでした」
「そうでしたか」
「医学の漫画でもありましたが」 
 ドラマにもなっています。
「梅毒が深刻で」
「あの病気ですね」
「多くの方が、でした」
「やはりそうですね」
「それでお亡くなりになる人も多かったです」
「他の国と同じですね」
「そうでした、室町時代からです」
 梅毒はというのです。
「流行しまして」
「それで、ですね」
「江戸の街、吉原でも。そして」
「そして?」
「夜鷹の方になりますと」
 ここで日本は夜鷹という人のお話もしました、その人達が一体どういった人達なのかということを。


第三千六百九十二話   完


                   2024・10・10

 
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