新ヘタリア学園
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第三千六百八十五話 潰れない筈がないけれど
第三千六百八十五話 潰れない筈がないけれど
ギリシャはここまで北朝鮮のお話を聞いて思いました。
「スパルタは 産業も あった」
「北朝鮮にはないである」
「それで 国家として 生きていた」
「何故北朝鮮が存続出来るかであるな」
「不思議 それもかなり」
「体制だけ生き残ればいいである」
スイスは忌々し気に言いました。
「国民は餓えてもである」
「将軍様は 生きる」
「そう割り切ってである」
「存続 している」
「そうである」
「あの、体制さえ残ればいいとは」
リヒテンシュタインも聞いて驚きました。
「流石にです」
「ないであるな」
「酷過ぎますが」
「その酷過ぎることをやってである」
「北朝鮮さんは生きていますか」
「そこがスパルタと違うである」
同じ様な軍隊最優先の国家であってもです、スパルタと北朝鮮では決定的と言っていい違いがあるのです。
第三千六百八十五話 完
2024・10・7
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