新ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第三千六百七十二話 国防というか
第三千六百七十二話 国防というか
兎に角災害が多かった江戸の街ですが。
「対策は徹底していました」
「火事にしてもですね」
「はい、街とそこにいる人達を守る為に」
「国防の様ですね」
リヒテンシュタインは日本のお話を聞いて思いました。
「それでは」
「同じかと」
日本は真面目なお顔で答えました。
「戦争に備えるのと災害に備えるのは」
「どちらも脅威ですね」
「はい、江戸の街は防衛も為されていましたが」
箱根の関所等がそうでした。
「次第にです」
「災害が多いので」
「災害への対策が進みまして」
そうなってというのです。
「街とそこにいる人達を守っていました」
「災害対策は国防と同じですね」
「そうかと」
「災害も怖いということですね」
リヒテンシュタインもわかりました、日本は災害が多いのでそれへの対策もまた国防と同じだということが。
第三千六百七十二話 完
2024・9・30
ページ上へ戻る