新ヘタリア学園
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第三千六百六十四話 火事は今では
第三千六百六十四話 火事は今では
江戸の街はかつては火事に悩まされてきました、日本はリヒテンシュタインにそのことをお話します。
「それで町火消しに大名火消しにと」
「今で言う消防署が出来ましたね」
「火事が起きますと」
その時はす。
「火事場の近くの家を壊しまして」
「延焼を防ぎましたね」
「はい」
そうだったというのです。
「お水をかけるよりもです」
「そうしていましたね」
「当時の建物は木造なので」
「火に弱いですね」
「そうでしたので」
だからだというのです。
「そうしていました、ですが今は」
「コンクリートなので」
「大火事もそうはなく」
「ホースもありますし」
「消火も楽になりました」
こうお話するのでした、江戸では火事と喧嘩は華とも言われましたがそれはもう過去のことであるのです。
第三千六百六十四話 完
2024・9・26
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