新ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第三千六百六十二話 何度も蘇る街
第三千六百六十二話 何度も蘇る街
火事に地震、台風にとです。
江戸の街は何度も災厄に見舞われてきました。そしてそれは東京になった今も同じことでありますが。
「その都度です」
「復興していますよね」
「はい、そして以前よりもです」
日本はリヒテンシュタインにお話します。
「繁栄していますので」
「物凄い街ですね」
「災害に負けていますと」
日本は心から言いました。
「私はです」
「やっていけないですか」
「火山もありますし津波も洪水もあります」
「災害多過ぎますね」
リヒテンシュタインにとってはです。
「物凄いですね」
「古来よりそうであったので」
「災害に負けてはですか」
「何も出来ないので」
「だからですね」
「はい、この街もです」
復興してきたというのです、多くの災害があろうとも。
第三千六百六十二話 完
2024・9・25
ページ上へ戻る