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新ヘタリア学園

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第三千五百二話  番長は誰だ

第三千五百二話  番長は誰だ
 イタリアは日本の昭和の不良の格好になったうえで言いました。
「あの、番長がいるんだよね」
「はい、私の昭和の頃は」
「じゃあ俺達も番長必要だね」
「一番偉い人が総番でして」 
 この役職でというのです。
「副番、参謀、外番、若番頭とです」
「役職決まってるんだ」
「そうなのです」
「何かヤクザ屋さんみたいだな」 
 プロイセンは若番頭と聞いて思いました。
「真似てるんだな」
「そうかも知れないですね」
 日本も否定しませんでした。
「やはり」
「剃り込み入れてたのもそうだったな」
「その頃のヘアスタイルですね」
「ああ、不良だと入れてたよな」
「ステータスの一つでした」
「そうだよな、それじゃあ番長決めるか」
「そうする?」
 イタリアも応えました、こうして枢軸国の面々の中で番長即ちワールド学園総番が決められるのでした。


第三千五百二話   完


                    2024・6・27 
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