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おぢばにおかえり

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第八十一話 大教会でも一緒その十九

「参拝だってそうだしね」
「参拝は毎日させてもらってますが」
「登校した時にね」
「それもですか」
「おぢばにいないと中々でしょ」
 参拝もです。
「お家に祭壇ないとね」
「しないですね、そういえば」
「そうでしょ、毎日はね」
「そう思うと参拝もですね」
「そうそう出来るものじゃないのよ」
 おぢばにいればわからないことですが。
「だからね」
「そうしたこともですね」
「続けることは案外大変よ」
「そうなんですね」
「けれど続けることがね」
 このことがです。
「大事なのよ、続けられることから」
「続けることですね」
「そうしていってね」 
 こうもお話しました。
「いいことをね」
「悪いことは駄目ですね」
「それはね」
 言うまでもなくです。
「そうよ」
「やっぱりそうですね」
「いいことと悪いことを認識して」
 そうしてです。
「そのうえでね」
「やっていくことですね」
「そうよ、ただ新一君は悪いことはね」
 意地悪とか悪戯はです。
「しないわね」
「そうですか」
「学校の参拝以外にも参拝して」
 そうしてです。
「回廊とかのひのきしんも続けて」
「あとお墓地参拝もですか」
「色々してるから」
 そういうことを見るとです。
「別にね」
「悪いことはしていないですか」
「人を嫌うこと以外はね」
 こう新一君に言いました。 
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