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おぢばにおかえり

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第八十一話 大教会でも一緒その十

「飲めるところあるから」
「神殿本部の前のお庭の」
「そう、あそこにね」
 無料でお茶が飲める休憩所のお話をしました。
「あるからね」
「あそこいいですよね」
「何でか一緒にいること多いし」
 新一君が勝手に来てです。
「だからね」
「あそこで一緒にですね」
「飲みましょう、あそこのお茶もいいでしょ」
「美味しいですよね」
「しかも無料だしね」
「サービスですね」
「そうなるわね、あそこのお茶はね」
 私はさらに言いました。
「飲みやすいのよ」
「おぢばのお茶ですね」
「おみちにいるとね」
 どうしてもです。
「お茶を飲むことが多いわね」
「おぢばがえりの時でもですね」
「おぢばがえりの時は物凄く沢山作ってね」
 そうしてです。
「皆で飲ませてもらうのよ」
「僕もよく飲ませてもらってます」
「沢山作って冷やして」
 そうしてです。
「飲ませてもらうけれど」
「神殿本部の前にテントもあって」
「そこでボーイスカウトの人達が配ってくれるでしょ」
「あのお茶が最高ですよね」
「物凄く冷えていてね」
「お塩も用意してくれてますし」
「私も大好きよ」
 今は大教会のお茶を飲ませてもらいながら答えました。
「じゃあ今度ね」
「はい、一緒に飲みましょう」
 私にとても嬉しそうに言ってきました。
「そうしましょう」
「ええ、ただ新一君ひのきしんはどうなの?」
 こちらのことを尋ねました。 
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