夢幻水滸伝
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第三百四十八話 オクラホマ州掌握その二
「それでや」
「街もですね」
「守れん様になってな」
「楽に攻められます」
「そやからな」
「まずはですね」
「ああ、敵の補給路をな」
そちらをというのだ。
「攻めるか」
「そうですね」
「街を直接攻めるより楽やしな」
トウェインは笑ってこうも言った。
「守りが固くてもな」
「やはり町と比べますと」
「街は城壁やらでガチガチに固めるさかいな」
守りをというのだ。
「そこを攻めるよりな」
「補給路を攻めて断ち」
「敵の食料や弾薬が届かん様にしたらな」
そうすればというのだ。
「その分や」
「楽になるので」
「そやからな」
だからだというのだ。
「ここはな」
「そうして攻めますね」
「そうしていこな」
「わかりました、ほなです」
「オニールと一緒にな」
「そうして攻めていきます」
「細かいところは任せるで」
戦術戦略のとだ、トウェインは明るく話した。
「自分等にな」
「そうさせてくれますか」
「そやから一軍を任せたんや」
「この州のことはですね」
「そや」
まさにというのだ。
「自分等やったらやれるとな」
「お考えで」
「ああ、それでオクラホマはな」
「わい等は攻めて」
「そうしてな」
「攻略してええですね」
「任せるで」
笑ってだ、トウェインはスタインベックに話した。
「そっちは」
「ほな」
「ああ、やってくれや」
笑顔で告げてだった。
トウェインは貝殻の連絡を切った、スタインベックは彼との話を終えるとすぐにオニールに対して言った。
「十万の援軍が来たらな」
「それからですね」
「ほんまにや」
「後世に入りますね」
「そうするで」
こう言うのだった。
「いよいよ、わい等が指揮してな」
「攻めますね」
「もう援軍のここまでの道は整ってる」
「勢力圏に収めましたので」
「こっちがな、そしてな」
そのうえでというのだ。
「その援軍が道路と線路からや」
「来てくれますね」
「まずは航空隊が来るさかい」
それでというのだ。
「空港にや」
「入ってもらいますね」
「そして攻撃準備をしてもらう、そして街を攻めるよりも」
オクラホマシチーをというのだ。
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