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ヘタリア学園

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第千三百七十一話  バイオレットでもパープル

第千三百七十一話  バイオレットでもパープル
 眼鏡っ娘ですが鮪のせいで日本の人達からはすこぶる不人気になってしまっているモナコが四人目のバイオレットなのでした。しかし。
 バイオレットとなっていますがその服は紫色です。紫のジャケットで下はやはりミニスカートです。
 モナコ本人もそれを気にしていて。こう言うのでした。
「これでいいのかしら」
「いいんだろうな」
 オランダが素っ気無く答えます。
「それでな」
「幾ら何でも橙色と紫は違い過ぎるけれど」
「チームによっては青でも実際は水色だったりするだろ」
「あっ、そういえば」
 モナコはオランダの今の言葉に気付きました。
「青が女の子の場合はよくそうなるわね」
「それと同じだよ。まあ最近青は男が多いけれどな」
「忍者と魔法位かしら。つまりタイヘイヨウと恋姫なのね」
「ああ。だからそれも気にするな」
「けれどあまりにも無理があるわよ」
 モナコはそれでも言うのでした。
「バイオレットとパープルを一緒にするのは」
「そう言うな。チームになっただけでもいいことなんだからな」
「それでもなのね」
 オランダの言葉にとりあえず納得することにはしました。しかしこの配色は確かにかなり強引です。これでいいのかという位であります。


第千三百七十一話   完


                                        2010・4・29
 
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