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ヘタリア学園

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第千三百六十八話  ダンスでは

第千三百六十八話  ダンスでは
 この戦隊でもしっかりと踊ります。映画も入れて踊っていない戦隊も非常に珍しかったりしますがこの戦隊でもダンスはあります。
 ベルギーも踊ってみてです。こう言うのでした。
「やっぱり最後は踊ったらいい感じに終わるわね」
「そうだな。明るく終われるな」
「例えどんな仕事をしてもね」
 ベルギーも踊り終えて笑顔になっています。そしてその笑顔にも言いました。
「ただね。フランスみたいにね」
「ブラックのあの笑顔か」
「ああいう笑顔はネタになるからね」
「あいつはそもそも存在自体がネタだしな」 
 これはフランスだけではありません。元になっているブラックの人もそうだったりします。ちょっと格好よ過ぎるというのも困りものです。
「まああいつはあいつだ」
「私達は私達ね」
「そうだ。しかしこのダンスだけれどな」
 今も練習をしながらベルギーに言う。オランダでした。
「やっぱり拳法のなんだな」
「そうね。中国ならいい感じじゃない?」
「台湾とか香港な。あの連中は本場だから上手だろうな」
「私達よりもね。多分ね」
 こんなことも話していました。ダンス一つを取っても色々なものがあります。オランダとベルギーは戦隊を組んではじめてこのことがわかったのでした。


第千三百六十八話   完


                                        2010・4・27
 
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