ヘタリア学園
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第千三百六十二話 意外とあっさりと
第千三百六十二話 意外とあっさりと
「チームを作るのであるか」
「ああ、俺とベルギーとマルタとな。それで」
「我輩とリヒテンシュタインであるな」
「それでどうだ?」
オランダはこうスイスに対して提案するのでした。
「五人でな。丁度五人のチームもあるしな」
「今の天使達ではなく獣であるな」
何気にどのチームなのかをしっかりとわかっているスイスでした。
「そうであるな。よかろう」
「えっ、いいのか!?」
スイスがあっさりと答えてきたのでこれにはオランダも驚きです。
「本当にいいのか?そんなに簡単に」
「我輩も皆と遊びたい時もある。それでは駄目か」
「いや、こっちとしては参加してくれるんなら有り難いけれどな」
それはその通りなのですがあっさりと認めてきたことにです。オランダはこのことに対して驚いているのです。もう信じられません。
「そうか、それでいいんだな」
「男に二言はない」
硬派です。実は学園屈指の硬派だったりします。
「では我輩もな」
「ああ、じゃあ頼むぜ」
「うむ、こちらこそだ」
こうしてスイスはあっさりとオランダ達のチームに加わることになりました。これで五人揃いました。
第千三百六十二話 完
2010・4・24
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