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博士の挑戦状

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第百三十五話

               第百三十五話  学校の怪談
 クラウンのメンバー七人でティーパーティーを楽しみながら自分達の学校の怪談話を書いていった、すると。
「三十あるわね」
「そうね」
 美奈子は華奈子の言葉に頷いた。
「挙げて書いていったら」
「同じの書かない様にしたら」
「それだけあるわね」
「ええ、七不思議どころか」
 華奈子はこう言った、彼女が書いていて手にはペンがある。
「もうね」
「三十あるわね」
「凄い数ね」
「これが小学校だけで」
 美奈子は華奈子に話した。
「中学高校、幼稚園に保育園もで」
「大学もよね」
「それにね」 
 美奈子はさらに話した。
「博物館に美術館に」
「動物園や植物園にもあるから」
「もうそれぞれね」
 学校にその関連施設全てでというのだ。
「こうした調子でね」
「怪談話があるのよね」
「七不思議どころか」
 それに収まらずというのだ。
「どうもそれぞれね」
「三十とかあるのね」
「だから」
 そうした状況だからだというのだ。
「八条学園は何百とね」
「怪談話があるのね」
「それでね」
 そうであるからだとだ、美奈子は話した。
「もうね」
「うちの学園世界屈指の怪談スポットよね」
「幽霊にね」
 それにというのだ。
「妖怪もね」
「沢山お話があるわね」
「口裂け女とかね」
「ああ、高等部の正門に出る」
「夕方ね」
「ああした妖怪もいて」
「それでね」
「三十不思議ずつ位あるのよ」
「うちの学園全体で」
「そうしたところよ」
 こう華奈子に言った、そしてだった。
 七人はここで一旦紅茶を飲んだ、そうしてそのうえで怪談について七人でさらに話していくのであった。


第百三十五話   完


                    2024・1・26 
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