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オズのヘンリーおじさん

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第九幕その四

「どちらもね」
「そんな食べものもあるのかい」 
 おじさんは卵かけご飯にも興味を示しました。
「何かよさそうだな」
「そうね」
 おばさんも興味津々です。
「そちらの食べものもね」
「今食べているお茶漬けも美味しいが」
「そちらもよさそうね」
「何時食べられるか」
「ちょっと楽しみね」
「あっ、それだったらね」
 ドロシーは二人のお話を受けて言いました。
「お昼はバーベキューにね」
「卵かけご飯か」
「そちらを食べるのね」
「そうしましょう」
 笑顔で言うのでした。
「是非ね」
「そうか、それじゃあな」
「そちらも楽しみにしているわね」
「宜しくね。あとビーチで食べるけれど」
 ドロシーはバーベキューを食べる場所のお話もしました。
「泳ぐ?」
「ああ、それはな」
「別にいいわ」 
 お二人はそちらは断りました。
「私達泳げないしね」
「だからな」
「そちらはね」
「いいわ」
「わかったわ。じゃあ他のことでね」
 それでとです、ドロシーはお二人に応えました。
「ベーベキュー以外にも楽しみましょう」
「水着にはならないですね」
「そうなるわね、泳がないから」
 ドロシーは笑顔にも答えました。
「今回は」
「そうですね」
「ビーチでもね」
「ビーチにいても泳ぐだけじゃないですね」
「他にもね」
「色々楽しみ方がありますね」
「そうでしょ、だからね」
 それでというのです。
「今回はね」
「おヨグ以外のことを楽しんで」
「そうしてね」
「バーベキューもですね」
「楽しみましょう」
「それじゃあ」
「お茶漬けを食べたらホテルを出ましょう」
 こうお話してでした。
 皆で朝ご飯のお茶漬けを堪能してからビーチに出ました、皆水着に着替えないでそのままビーチの岩場に行きました、そうしますと。
「ヒトデがいるな」
「イソギンチャクもね」
「カイもウミウシもいるな」
「前に食べた海鼠もいるわね」
 おじさんとおばさんはこうした生きもの達を見付けて言いました。
「蛸もいてね」
「貝もいるな」
「色々な色の小魚もいて」
「面白いわね」
「こうした場所に来るとね」
 ドロシーは色々な生き物を見付けて言うお二人にお話しました。
「色々な生きもの達がいるのよ」
「こうしてなのね」
「沢山いるのね」
「そうなの」 
 実際にというのです。 
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