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スーパー戦隊超決戦

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第七話 冷静さを守りその十七

「ちょっといいか」
「何でしょうか」
「あんた人の姿に変身出来る様になったな」
「今ここで、ですか」
「ちょっとなってくれるか」
「それでは」 
 メタルエーも頷いた、そうしてだった。
 実際に人の姿になってみた、するとすらりとしたスタイルで目がキラキラした色白で黒髪も奇麗な美女となった。緑のシャツと半ズボンそれにタイツといった姿だ。
 その姿になった彼女を見てだ、ゼットは笑って話した。
「すげえ美人さんだな」
「確かにな」
 カオスも今の彼女を見て頷いた。
「これは驚いた」
「しかも表情がいいな」
「うむ、とても幸せそうだな」
「あんたもてるぜ」
 ゼットはメタルエーに笑ってこうも言った。
「凄くな」
「そうですか」
「ああ、絶対にな」
「確かに別嬪さんだな」 
 ヤーブンも見て述べた。
「こんな別嬪さんが仲間で何よりだぜ」
「そう言ってくれますか」
「本当のことだからな、それじゃあ河豚をだな」
「召し上がって下さい」
「そうさせてもらうな」
「そしてお酒も」
「そっちは何があるんだ?」
 ヤーブンはまた酒の話をしたメタルエーに尋ねた。
「それで」
「日本酒もワインもウイスキーもです」
「あるんだな」
「各種揃えています」
「じゃあワインを頼むな」
 ヤーブンはそちらにした。
「魚介類だから白にするな」
「それでは」
「ふむ。これはだ」
 ギルも今のメタルエーを見て話した。
「他の者も人の姿になれば面白そうだな」
「そうだな、お前なんかな」
 タンクジョーはギルの言葉に頷きつつクレオンを見て話した。
「結構美人さんかもな」
「僕男ですよ」
「それでも人の姿になったらな」
 その時はというのだ。
「そうかもな」
「ラッキューロも人の姿になれば女性だった」
 カオスはこのことを話した。
「それならだ」
「僕もですか」
「女性になる可能性がある」
 人間のそれにとだ、カオスは真剣な顔と声で話した。
「実際にな」
「そうなんですね」
「そうなってもだ」
 カオスはさらに言った。
「面白いだろう」
「あの、どうでしょうか」
 グリッタも人間の姿になった、するとそこには服はそのままで小柄で黒いショートヘアの女性がいた。
「私は」
「おいおい、そうなるか」
 アザルドは今のグリッタを見て思わず驚きの声をあげた。 
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