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スーパー戦隊超決戦

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第四話 恐竜と剣士その五

「皆も覚悟していてね」
「ああ、それでキュウレンジャーの人達ともか」
 伊賀崎は父に答えた。
「一緒に戦うか」
「そのことは申し出があって」
 父はさらに言った。
「父さんもまだ答えてないけれどね」
「もう受けるしかないよな」
「うん、デーボス軍にドルイドンにデスガリアンにってね」
「ザンギャックとかヴァグラスもだよな」
「幽魔獣とかもね」
「そこまで出て来ていたらな」
 それならというのだ。
「俺達にしても」
「他の戦隊と一緒に戦うしかないよ」
「そうだよな」
「いや、九右衛門は成仏しても」
「他の連中もいるしな」
「その連中が他の組織と手を結んだら」 
 そうなればというのだ。
「本当にまずいからな」
「ああ、それじゃあな」
「皆もだよ」
「他の戦隊と一緒に戦うか」
「別に嫌じゃないだろ」
 伊賀崎父は息子に尋ねた。
「天晴達も」
「むしろ嬉しいよ」
 伊賀崎は父にすぐに答えた。
「いい人達だからな」
「そうだろ、だったらな」
「今回はそうして戦うか」
 加藤も言った。
「そうすることが一番だな」
「はい、連携していきましょう」
 百地も言った。
「今回は」
「そうだな、だが一体どれだけの組織が復活しているか」
「そのことが問題ですね」
「調べておきたいな」
「そのことも」
 こうした話をしているとそこにだった。
 家のチャイムが鳴った、すると伊賀崎父が言った。
「父さんが出るよ」
「そうするの」
「うん、皆はそこにいていいから」
 こう風花に話した。
「ちょっと待っていてね」
「宅急便じゃないよね」  
 松尾はそのことを直感で感じて言った。
「やっぱり」
「こうした時はあれですよ」
 タキガワもそれはと言う。
「お客さんですよ」
「となると」
「何処かの戦隊かも知れやせんね」
「そうですよね」
「はい、あっちから早速ってことで」
「来てくれたんだ」
「それなら好都合ですよ」
 タキガワは笑ってこうも言った。
「こっちから出向く手間が省けたってことで」
「そうですね、それじゃあ」
「他の戦隊の人達だったらお話しやしょう」
 こうした話をしていると実際にだった。
 伊賀崎父はキョウリュウジャーの面々を連れて戻って来た、伊賀崎の面々はその彼等から話を聞いたのだった。
 そして話が終わるとだ、伊賀崎は言った。
「デーボス軍も復活したなら」
「他の組織もだしね」
 風花は兄に顔を向けて答えた。
「そうなるとね」
「まず出て来るよな、あいつ等」
「そうよね」
「そう思っていいね」
 有働がまさにと答えた。 
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