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スーパー戦隊超決戦

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第四話 恐竜と剣士その一

                第四話  恐竜と剣士
 キャンデリラとラッキューロは基地に着くとすぐに自分達がお菓子や甘い飲みものを出してそこにいる面々に言った。
「じゃあお菓子にジュースにね」
「甘い紅茶も出したからね」
「こうしたものを楽しみながらね」
「お話しよう」
「おい、俺達何も言ってないぞ」
 二人にドゴルゴが言った。
「勝手に用意するのはどうなんだ」
「あら、じゃあ食べないの」
「ドゴルゴはそうなんだ」
「いや、食うがな」
 二人の突っ込みにこう返した。
「そして飲むけれどな」
「じゃあいいわね」
「一緒に食べよう」
「何か二人見てると和むのよね」
 アイガロンもいて言うのだった。
「滲みないわ」
「あれっ、確かこの二人って」
「死んだよな」
 アスナとコウがドゴルゴとアイガロンを見て言った。
「確か」
「復活したのかしら」
「復活してもデーボス軍にいなかったか」
「そこはどうなったんだ」
 トウとバンバはこのことを話した。
「どうして仲間になったんだ」
「一体」
「いや、俺もリストラされてたから」
 アイガロンが答えた。
「それで復活したけれど行くあてなくて」
「僕達が誘ったんだ」
 ラッキューロも言ってきた。
「行くあてないならどうかってね」
「これまでずっとやってきたしね」
 キャンデリラも語った。
「またってね」
「俺の親友も復活した」
 ここでイアン=ヨーグルトが話した。
「それならしがらみもなくなったしな」
「それで四人また一緒になったのよ」  
 アミイ結月もリュウソウジャーの面々に話した。
「私達のところでね」
「そうした事情か、わかった」
 メルトは確かな声で頷いた。
「そういうことか」
「うん、覚えておいてくれたら嬉しいよ」  
 立風館ソウジが答えた。
「このことを」
「今は仲よくやってるよ」
 有働ノブハルは明るく語った。
「四人ともね」
「一緒にいると実に楽しくてね」
 桐生ダイゴも明るい感じである。
「遊んだりもしているよ」
「むしろ遊ぶ方が多いです」
 空蝉丸も笑って言った。
「我々は」
「いいことです」
 ラミレスも笑っている、そのうえでの言葉だ。
「戦うより仲よくが一番です」
「そうよね」
 弥生=ウルシェードはラミレスのその言葉に頷いた。
「何と言っても」
「出来れば戦いたくないけれど」
 このことは津古内真世も同じ考えだった。
「相手はそうは考えないわね」
「デーボス軍にしてもな」
 トリンは強い声で言った。 
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