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スーパー戦隊超決戦

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第二話 出会う戦士達その十五

「今はです」
「陽動か」
「それ位にしましょう」
「それよりもです」
 インサーンも言ってきた。
「今は他の組織も復活しているので」
「だからか」
「そうした組織とも接触しまして」
 そうしてというのだ。
「同盟を結ぶべきでは」
「そうか、バリゾーグお前はどう思う」
 ギルはインサーンの提案を聞いてからバリゾーグに意見を求めた。
「インサーンの提案について」
「いい」 
 バリゾーグは一言で答えた。
「それで」
「そうか、お前はそう思うか」
「はい」
「わかった、他の者達はどう思うか」
 今度は同盟者達に尋ねた。
「諸君等はな」
「味方は多い方がいいですね」 
 ナリアが答えた。
「やはり」
「ああ、本当にな」
「それに尽きますね」 
 アザルドとクバルも応えた。
「ジュウオウジャー達もそうしていますし」
「俺達もな」」
「ああ、そうしような」
 バングレイも言った。
「ここは」
「何でしたら私が赴きましょうか」
 エンターは自ら申し出た。
「そうした組織を幾つか知っていますので」
「それはいいですね」 
 メタルエーはエンターの提案に賛成の意を告げた。
「味方は多いに越したことはありません」
「全くだ」
「その通りだぜ」
 膜インと筋ゴグンも言った。
「敵も多いならな」
「我々だけでは足りない」
「今は戦力を充実させる時だ」
 モンスは言い切った。
「まことにな」
「ああ、それならな」
「そうした組織に声をかけるか」
 デレプタとターゲイトも話した。
「これからな」
「そうするか」
「皆言うか、俺としてはすぐにあいつ等を何とかしたいが」
 ギルはそれでもと応えた。
「だが皆がそう言うならな」
「はい、今は戦力を充実させてです」
 またダマラスが言ってきた。
「それにゴーカイジャー達の動きもです」
「見ることだな」
「そしてです」
 そのうえでというのだ。
「あらためてです」
「戦うことだな」
「それがいいかと」
「そこまで言うならな」
 ギルもそれならと頷いた。
「少なくともヤーブン殿の回復まではな」
「総攻撃は控えられますね」
「そうしよう、それでエンター殿いいか」
 今度は彼に尋ねた。
「その組織とは何処なのだ」
「はい、ヨドンヘイムといいまして」
 エンターはすぐに答えた。 
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