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スーパー戦隊超決戦

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第二話 出会う戦士達その十三

「相当まずいですね」
「その通りだな」
「はい、こっちもうかうかしていられないです」
「それでどうする?」
 ナビィはマーベラスに尋ねた。
「黒木さんから話が来たけれど」
「俺達だけで戦ってもいいが今回はどうやら祭りになるな」
 マーベラスはナビィのその問いに強い顔と声で答えた。
「だからな」
「こっちもか」
「ああ、他の連中と一緒にな」
「戦うか」
「そうして思いきり楽しむぞ」
 こう言うのだった。
「今回はな」
「久し振りの共闘だな」
「他の戦隊とな」
 ナビィにこうも答えた。
「そうするぞ」
「それじゃあな」
「今頃他の戦隊の連中もそんな話をしていてな」 
 そうしてというのだ。
「派手にな」
「戦うつもりだな」
「それなら俺達もだ」 
 マーベラスは今度は楽しそうに笑って話した。
「是非な」
「他の戦隊と組んで」
「連中と戦うぞ」
「それならな」
 こう話してそうしてだった。
 ゴーカイジャーの面々も動くことにした、だが彼等は彼等のやり方でそれを言った。
 何とエネルギー管理局特命部の司令部の横に自分達の船を張り付けた、その上で司令部にずかずかと六人全員で乗り込んで黒木に言った。
「話は聞いた、一緒にやらせてもらう」
「そうか、有り難い」 
 黒木は笑顔で応えた。
「なら一緒に頼む」
「それじゃあな」
「いやあ、凄い登場だね」
 黒木と打ち合わせをしていた天知博士は笑って言った。
「流石だね」
「全くだよ」
「そうでございますね」
 やはり打ち合わせに来ていたヒルトップとコグレも笑って言う。
「海賊の方々らしいといいますか」
「豪快だね」
「こうしたお邪魔の仕方もあるんだね」
 森も平然としている。
「皆にも話していこうな」
「あれっ、これって結構凄い入り方なんだけれど」
 伊狩は全員平気なので以外だと思った。
「皆さん驚かれないんですね」
「これ位普通ですから」
 天知博士が笑って言葉を返した。
「ですから」
「皆さん驚かれてないんですね」
「左様です」
 実に落ち着いた様子のままだった。
「ご心配なく」
「そうですか」
「そうでないと面白いことにならないしな」
 マーベラスはマーベラスで余裕の笑みだった。
「それならな」
「これからのことを話そう」
「他の戦隊の連中もいるな」
「丁度な」
 黒木はこう答えた。 
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