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スーパー戦隊超決戦

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第二話 出会う戦士達その六

「今俺達も戦っているが」
「間に合わないか」
「ゴセイジャーの皆も呼んだが」
「わかった、ジュウオウジャーを連れて行く」
 バドは朝加に確かな声で答えた。
「そうする」
「頼む」
「俺は戦えないが」
 もう変身出来ない、だからだというのだ。
「しかしだ」
「ジュウオウジャーの諸君がいるな」
「だからだ」
 それでというのだ。
「すぐにだ」
「宜しく頼む、俺達も今から変身してだ」
「戦うな」
「今ルパンレンジャーも来たが」
 それでもというのだ。
「宜しく頼む、敵にはウォースター達もいるらしい」
「連中もか」
「総力戦になる、だからな」
「すぐに行く」 
 バドは朝加に答えた、そして携帯を切るとすぐにジュウオウジャーの六人に対して強い声で告げたのだった。
「聞いたな」
「ああ、それじゃあ」
「すぐにだ」
 風切に答えた。
「国際警察機構の本部に行こう」
「よし、やってやるか」
 レオは威勢よく言った。
「今からな」
「そうしましょう、そこでデスガリアンが出て来たら」
 セラはそれならと応えた。
「またね」
「戦うだけよね」
「そうよ」
 アムに答えた。
「それならね」
「そうよね」
「兎に角すぐに行こう」
 タスクも真剣な顔で言った。
「これから」
「ああ、パトレンジャーの人達を助けるんだ」
 門藤は意気込みを見せた。
「これからな」
「じゃあ行こう」
 最後に風切が言った、そしてだった。
 ジュウオウジャーの面々は国際警察機構本部に急行した、するとそのビルの前でパトレンジャーとルパンレンジャーが戦ってた、その中でパトレン一号がバドの姿を認めて言ってきた。
「来てくれたか、速いな」
「ああ、それであいつ等がか」
 バドはギャングラー達を見てパトレン一号に問うた。
「ギャングラーか」
「ああ、あの緑色ででかいのがな」
「俺がドグラニオ=ヤーブンだ」
 彼は自ら名乗った。
「知らないならこれを機に知っておくことだ」
「デストラ=マッジョよ」
「ゴーシュ=ル=メドゥだ」
 周りの明らかに人間でない者達も名乗ってきた。
「これでボスが戻って来てくれた」
「また派手に暴れられるわ」
「全くだ、しかしまさか助っ人が来てくれるなんてな」
 ドグラニオは自分達と共にいる一組の男女を見て話した。
「俺もついているな」
「何、貴方の力も必要でしたので」
 若い男は礼儀正しく答えた。
「是非にと思ってのことなので」
「そちらの利益でか」
「お助けしましたので」
 だからだというのだ。 
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