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夢幻水滸伝

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第三百三十四話 フェニックス攻略その九

「これからや」
「掌握ですね」
「それにかかりますね」
「いよいよ」
「使者を送ってな」
 まずはそうしてというのだ。
「それであかんかったらな」
「攻めてですね」
「そのうえで、ですね」
「攻略しますね」
「ヘミングウェーに言うてカルフォルニアの軍を動かしてな」 
 そうもしてというのだ。
「シエラネバダ山脈の方に軍を展開させるんや」
「そうして攻めるのですか」
「いざという時は」
「そうしますか」
「まずは降伏する様に言ってな」
 このことは絶対だった。
「そしてな」
「そのうえで、ですね」
「降ればよしで」
「若し降らないのならですね」
「その時はですね」
「攻めてな」
 そうしてというのだ。
「降すで、最後の最後の手段や」
「わかりました」
「ではその様にしましょう」
「そちらは」
「そうしよな」 
 こう言ってだった。
 トウェインはネバダ州の完全掌握に入ると共に自ら軍を率いてそのうえでミルフォードに向かった、その軍は十万だったが。
 ジープに乗り進軍する中でだ、彼はその軍を見て言った。
「十万の大軍も機械化して馬に乗るとな」
「進軍が速いとですね」
「そう言われますね」
「その様に」
「ああ、実際な」 
 周りの将兵達に話した、ジープの後部座席に一人で座っている。
「普通に歩いて進軍するよりは」
「確かに速いです」
「何倍も」
「歩いてでは精々一日四十キロですが」
「機械化していると一時間です」
「およそ八倍や、それだけの速さで進めば」
 そうすればというのだ。
「ほんまにな」
「瞬く間にですね」
「ミルフォードまで着きますね」
「左様ですね」
「そしてや」
 トウェインは将帥達にさらに話した。
「あの街を陥落させてな」
「スタインベック様の軍勢の拠点を奪う」
「物資もですね」
「そうしますね」
「どんな精鋭も食いものと武器がないと戦えん」
 この世界でも同じである戦の絶対の鉄則を話した。
「そうやさかいな」
「この度はですね」
「ミルフォードを陥落させる」
「そうしますね」
「そうするで」
 こう告げてだった。
 トウェインは軍をミルフォードに向かわせた、航空隊も出して空の守りを固めたうえでそうさせていた。
 ミルフォードには予想通りすぐに着いた、彼は街の城門を前にして将兵達に話した。 
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