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ドリトル先生とラーメン

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第五幕その十一

「勝った時の喜びがね」
「たまらなくて」
「それでだね」
「ギャンブルするんだね」
「依存するまで」
「そうみたいで麻薬とね」
 これと、というのです。
「どうもね」
「似てるんだ」
「依存症ってことは」
「そうなんだ」
「そう、それでね」 
 その為にというのです。
「どうもね」
「依存症に陥って」
「中々抜け出せない」
「そんな人がいるのね」
「何処でもね」
 それこそというのです。
「それで問題にもなっているよ」
「社会問題だよね」
「このことも」
「そのうちの一つよね」
「そうだよ」
 まさにというのです。
「これがね、僕にはわからないけれど」
「スリルと中毒性があって」
「それでだね」
「依存症になる人もいるね」
「そうだね」
「だからね」
 それでというのです。
「僕も医者だから」
「それでだよね」
「先生も診てるね」
「そして治療についても考えているね」
「そうしているね」
「自分が理解出来なくても」
 それでもというのです。
「知識をして知っていて」
「それで治療する」
「それもお医者さんだね」
「どうしてそんなことするのか理解出来なくても」
「それでもだね」
「治療すべき時はね」
 まさにそうした時はというのです。
「ことにあたるのがね」
「お医者さんだね」
「そして先生はお医者さんだから」
「それでだね」
「これからもそうした人と出会ったら」 
 その時はというのです。
「治療するよ」
「ギャンブル依存症の人も」
「先生はギャンブルしないから理解出来ないけれど」
「何がいいのか」
「けれどどうしてそうなるかはわかっているから」
「スリルと勝った時の喜びがあるってね」
 このことはというのです。
「僕も知っているから」
「知識がある」
「だからよね」
「そうした人が前にいて」
「助けて欲しいなら」
「助けさせてもらうね」
「そうさせてもらうよ」
 是非にと答えた先生でした、そしてこのことを心にも誓うのでした。 
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