DOP少女セニアちゃんの海賊冒険記
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DOP少女セニアちゃんの生活2
有る程度までドラムに接近すれば後はウェーバーで海上を進んで行く。
「ジョーーーー」
「ホント、ログポース無くても便利だね。むっ、前方に海賊船が一般の船舶を襲ってる」
海賊旗は王冠を被ったカバのドクロマーク。大型の船舶と風通の船舶が襲われている。
「これは…………邪魔だから潰そう。潜竜昇天」
潜竜昇天は使用者の気血を一時的に開放して、持つことができる最大気弾数をふやして、大量の気弾を得るスキル。最大HPとSPを増加させて攻撃速度を早くする。
「指弾」
海賊船に対して指で気弾を五発飛ばして遠距離攻撃をする。こちらの強さも合わせて一発は砲弾の10倍の威力がある。それが15発。海賊戦に全弾命中する。
「ぎゃあああああああぁぁぁっ!!」
「さて、狩りのお時間です」
ウェーバーをウィリーさせてフロスロットにするとウェーバーは空を飛んでいく。それで襲われてる船舶の上に到着した。
「ぐべらぁああああああああああぁぁっ!?」
「ワポロ様っ!!!」
到着と同時に何かを引いたみたいだけど気にしない。
「え~と、海賊さんはこいつらだよね?」
「「「「こくこくこく」」」」
縛られてる人達が頷く。
「きっ、貴様っ!? よくもこの私を…………」
「うるさいデブ。死ね」
残影で背後に飛んで海楼石で出来た剣を引き抜く。
「スパイラスピアース」
腕を捻ってとんでもない回転をさせた剣が海賊のお腹に土手っ腹をあける。
「馬鹿な…………力が発動しねぇっ!! ぐべらっ!?」
「「ワポル様っ!?」」
「ツーハンドクイッケン。あはははははは」
残影で高速移動して攻撃速度を上げた剣技で全て切り裂いて行く。全て首を落として殺しまくった。
「ばっ、ばかな…………強すぎ…………る…………」
「逆に弱すぎ。能力者なんてしょせんは海楼石の前には無意味」
数秒後には船舶から流れ落ちる血の海へと人実以外沈んでいる。
「海賊の首と旗はとってかないとね」
王冠を被ったカバのドクロマークと首を取ると中から赤い服を着た医者達が現れた。
「なんでここに医者がいるの?」
「海賊に捕まっていました」
「ふ~ん」
ワポロについてた人達か。
「送ってあげようか?」
「では、ドラムまでお願いできますか?」
「任せるといいよ」
「さて、お宝お宝」
それから、普通の船舶に偽装したプルトンを呼び寄せて宝物を積み込み、一般人と医者達をドラム島へと輸送した。ああ、ちなみにワポルを殺しても問題無い。なぜなら海賊だから。もちろん、医者達に一般人の人達を治療させた。
ドラム島にいるドルトンさんに引き渡して全てを終えた。
「さて、ここは平和になったね。後はチョッパーと遊んで…………いや、仲間を探しに行こうかな。でも、弱いのなんてごめんだし…………」
「ジーーー」
「ん?」
金髪に青い瞳をした一人の女の子がこちらを見てくる。姿はロシアっぽい服。もこもこの黒い奴。身長は私と同じ130cmくらい。
「ねぇ、君は強いんだよね? ボク、倒したい海賊がいるの。だから仲間に入れて」
「ふむ。ちなみにその海賊は?」
「黒ひげ」
「OK。良いだろう。君が私の訓練に耐えられれば素晴らしい力を上げよう。その訓練の終了と同時に仲間にしてあげる。それでいい?」
「うん」
力強くうなづく。
「私はセニア。イグニゼム・D・セニア」
「ボクは…………名前は捨てるから、つけて」
この格好で与える力はアレなんだからあの名前で行こう。ふふ、訓練頑張ろうかな。
「それじゃ、今日から君の名前はシエル・メサイアだ」
「うん」
目指せ雷娘だよ!
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