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ヘタリア学園

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第千九十三話  最強イタリア機甲部隊 ☆

第千九十三話  最強イタリア機甲部隊 ☆
 イギリスは何処かに隠れているイタリアを探していました。幾ら弱くても敵なので探し出してやっつけなくてはいけないからです。
 それで探していました。茂みの中なんかもです。
「イタリアはこの辺りにいる筈なんだがな」
 こう言って探しているとです。不意にその前にある茂みからイタリアが飛び出て来ました。
「わはははは油断したなイギリス!」
「げっ、イタリア!」
「イタリア機甲部隊ここに参上!」
「何っ、機甲部隊だと!」
 この時機甲部隊といえばまさに切り札、精鋭部隊です。それを聞いてイギリスはすぐに身構えました。ところがです。
 出て来たのは生身のイタリアだけ。それに気付いたイギリスはまず考えました。
(何だ!?機甲部隊って何処をどう見ても御前生身じゃないか!)
 それこそ誰が見てもです。
(まさかイタリアでは人型の機甲を作ることに完成したのか?)
 そんなことを考えているとです。ドイツがやって来てイタリアを殴って背負っていきます。
「邪魔したな」
「何っ、機甲部隊を素手で」
 まだよく把握していないイギリスでした。
「何が一体どうなってるんだ」
 実は戦車とかそうしたものは殆ど持っていなかったイタリアでした。つまりは。
「折角機甲部隊作ったのに」
「あれの何処がだ」
 ドイツにこう言われるような部隊だったのです。尚これは残念ながら日本もでした。


第千九十三話   完


                                         2009・12・6
 
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