ヘタリア学園
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第千七十三話 いよいよノルウェーの海へ
第千七十三話 いよいよノルウェーの海へ
「いよいよ来たな」
「そうですね」
日本が艦橋で脚本家さんの言葉に応えています。
「そのノルウェーの海だ」
「さまよえるオランダ人が出るという」
「皆覚悟はできてるな」
脚本家さんが日本の他の人達に対して問いました。
「そっちの方はな」
「はい、それはもう」
「何時出て来てもいいです」
「腹は括ってますよ」
それぞれ強い言葉で脚本家さんに対して返すのでした。その中には一応主戦力である四人のライダー達もいます。皆スタンバイできているのでした。
「もう本当に幽霊船が出て来ても」
「御祓いでも何でも」
「いいか、戦いになっても怯むなよ」
脚本家さんも本気になっています。実はこの人の趣味は身体を鍛えることだったりします。それでその体力もかなりのものなのです。しかも空手や柔道をやっていたこともあります。
日本もかなりの強さです。そして他の人達も会津とかは腕に覚えがあります。まさに何時幽霊達が出て来ても戦えるといった状態です。
「さあ、それでだ」
「はい、今からですね」
こうしてそのノルウェーの海に入りました。さあ、さまよえるオランダ人はいるのでしょうか。
第千七十三話 完
2009・11・26
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